テレビ番組王様のブランチで注目のオススメ本として紹介されました。
塾が舞台!!塾の歴史や時代背景が圧倒的にリアルで、人間臭さあぶれる小説!!
森絵都さんの「みかづき」です。
昭和から平成にわたる圧巻の塾ドラマ
なんと取材とリサーチに3年!!
大量の細部までにわたる資料が
物語に厚みを与えているのです。
塾の歴史や時代背景の圧倒的なリアルさが魅力なのです。
物語は昭和36年から始まります。
昭和36年当時、塾は世間に認識されず
認められていない時代でした。
私、学校教育が太陽だとしたら
塾は月のような存在になると思うんです。
高度経済成長とベビーブームを背景に
塾も順調に成長していきます。
しかし
大手塾の妨害、文部省の干渉、指導方針の対立など・・・
様々な事件が襲いかかります。
そんな事件は森さんが実際に取材で知った
実際のエピソードを盛り込んでいるのです。
例えば津田沼戦争。
本当に起こったことで、
当時、津田沼に塾が集結して
戦争状態だったのです!!
同業者による悪質ないやがらせ・・・
ビラ配りや怪文書などが本当にあったのです。
なぜ森さんは学校ではなく塾を舞台にしたのか??
森さん曰く
「単純に塾のほうがおもしろいかなって思ったんです。
塾のほうが学校よりも色気があるかなって気がして・・
塾のほうが人間臭く、その中にも色気が含まれているのではないかと。
いろんな要素がだせる底の厚い舞台になるかなという気がした。」
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